“2段階”性能調整ルールの早期導入を望むトヨタ。劣勢に回ったGR010ハイブリッドへの後押しに期待

 TOYOTA GAZOO Racingのチームディレクターであるロブ・ロイペンは、WEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに、2段階のバランス・オブ・パフォーマンス(=BoP/性能調整)が導入されることを待ち望んでいると語った。 3月初旬に行われた2024年シーズン開幕戦『カタール1812km』を前に、WECの主催者であるFIA国際自動車連盟とACOフランス西部自動車クラブが、ハイパーカーが210km/hを超えると一定のパワーを得たり失ったりする、いわゆる“パワーゲイン”ルールの導入に取り組んでいることが明らかになった。 今季より新設されたLMGT3クラスではすでに採用されているこのシステム…

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