「天気予報を信じられず」屈辱的敗戦のフェラーリ。ウエットへの交換が遅れ、コミュニケーションも破綻/WECイモラ

 フェラーリは、WEC世界耐久選手権の“ホームレース”イモラでの勝利の可能性を奪ったレース中盤のタイヤ戦略について、レース後に説明した。 4月21日にイタリアのイモラ・サーキットで行われたシーズン第2戦の6時間レースにおいて、ワークスのフェラーリAFコルセの2台の499Pはレース前半を終えた時点でワン・ツー体制を堅持。今季初優勝へ向け、圧倒的に優位な状況を築き上げていた。 しかしレース残り2時間のところで天候が悪化、雨が降り出すと、状況が一変してしまう。 トヨタGAZOO Racingは最初に雨に反応し、135周目には2台のGR010ハイブリッドをピットへ呼び戻し、ウエットタイヤへの交換作業を…

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