【F1技術解説】2024年型マシンの内部はどう変わったか(1)レッドブルRB20の冷却系とフェラーリSF-24の衝撃吸収構造

 2024年F1開幕戦バーレーンGPで、今季型マシンが本格的な走行を開始した。注目5チームが投入したマシンと前年型との違いを、F1i.comの技術分野担当ニコラス・カルペンティエルが観察、マシン細部の画像も紹介する(全2回)。─────────────■レッドブルRB20レッドブルRB20と昨年型RB19との比較 エイドリアン・ニューウェイはRB20の開発にあたって、特に冷却系を完全に見直した。 水平の吸気口 (緑色の矢印) から入った空気は、去年のRB19のようにひとつのラジエターではなく(下写真の黄色矢印)、2016年のフェラーリとハースのように、V字形に配置された2つのラジエターに供給さ…

このサイトの記事を見る

アクサ自動車保険見積もり満期1日前でもOK!