終盤3度の接触で大勝ムードが一転、予定外のピットも。「本当に苦労した」と開幕戦優勝のエストーレ

 2024年WEC第1戦カタール1812kmレースで勝利を飾った6号車ポルシェ963(ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ)のケビン・エストーレは、レースの終了間際にLMGT3車両との3件の異なるインシデントが発生したことで、マシンを勝利へ導くことが「とても困難になった」と振り返った。■「レクサスに近づくのがいつも怖かった」 3月2日にルサイル・インターナショナル・サーキットで行われたシーズン開幕戦で、エストーレはローレンス・ファントール、アンドレ・ロッテラーとともに圧倒的な勝利を収め、ポルシェにとって歴史的な表彰台独占をリードした。 6号車はレースの3分の2を比較的楽に進め、93号車プジョ…

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