ポルシェ、新型クランクシャフト導入をル・マン後まで延期へ。デイトナでの好結果も要因に

 ポルシェのLMDhファクトリーモータースポーツ・ディレクターであるウルス・クラトルは、今年上半期に現在のパワートレイン構成を維持する理由を複数挙げたうえで、今季のル・マン24時間レースが終わるまで『ポルシェ963』に新しい90度クランクシャフトを導入しない予定であることを明らかにした。 ポルシェは、2023年にWEC世界耐久選手とIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の両チャンピオンシップで新型LMDhカー『963』をデビューさせたが、このクルマは信頼性の点で難があった。そのためドイツのメーカーは共通ハイブリッドシステムの問題を克服するべく、エンジンの振動を軽減させる新しいクランクシャフ…

このサイトの記事を見る

アクサ自動車保険見積もり満期1日前でもOK!