2024年F1第4戦日本GP決勝レース、予想より暑くなった春の鈴鹿だった。 前日15時に行われた土曜日の予選は、気温17.7℃、路面温度27.9℃という、この時期らしい涼しさだった。ところが日曜日の決勝レースはみるみる暑くなり、スタート時点の午後2時で気温22.4.4℃、路面温度40.4℃というコンディション。路面温度に限れば12℃以上、上がったことになる。 そこで起きたスタート直後のS字手前でのクラッシュ、そして赤旗中断。これで各チームは、戦略の立て直しを迫られた。ひとつのオプションとしては新品ハードを2セット使う、実質1ストップ作戦だった。 まさに去年の秋の鈴鹿で、アルピーヌのエステバン…
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