想定外の不振にもブレないトヨタ可夢偉代表の姿勢。『毎戦変わる性能調整』は「彼らが決めたことなので」

 3月2日に行われたWEC開幕戦カタール1812kmレース。2023年シーズンに7戦中6勝を挙げ、ドライバーとマニュファクチャラーの両タイトルを奪ったトヨタGAZOO Racingの2台のGR010ハイブリッドは、6位と9位という結果に終わった。「正直、結構歯が立たなかったなと」 7号車のドライバーでありながら、チーム代表職も兼務する小林可夢偉は、決勝から数日後、そう振り返った。■チームの士気は「上がった部分もある」 すでにレースウイーク中から話題にあがっていたとおり、トヨタの2台は初開催のルサイル・インターナショナル・サーキットでタイヤをうまく機能させることができず、開幕前テスト『プロローグ…

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