F1マシンの『軽量化』のため、塗料は最小限。最低重量を下回ることでバラストも使用可能に

 これまでに発表された2024年仕様のマシンを見ると、色の数が比較的少なく、黒い部分が多くあることに気づくだろう。カーボンファイバーが塗装で覆われておらず、地の面が見えるのだ。確かに、ステークF1の新しいマシンには独特のグリーンが使われ、アルピーヌの新マシンにはピンクとブルーの部分が多くあるが、そのような印象的な色のマシンでさえ、ボディワークの大部分でカーボンファイバーが露出している。その理由はただひとつ、軽量化にある。 F1の技術者によって、マシンが1kg重くなるごとにラップタイムが0.03秒以上増えるということが長年かけて確立されてきた。フィールドがどれほど拮抗しているかを考えると、このよ…

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