損失額は誇張だと主張する元会長トッドに対し、FIA側は詳細な情報を公開。今後は2025年までに安定した財政を目指す

 FIAは、元会長ジャン・トッドがFIAの損失額の深刻さは誇張されていると示唆したことに応え、困難な財政状況について新たな情報を公開した。 1年前、現会長のモハメド・ビン・スライエムは就任にあたり、彼の優先事項のひとつはFIAの前体制から引き継いだ2000万ドル(約28億4300万円)の損失に対処することだと明らかにした。当時ビン・スライエムは「我々が知らなかった財政問題があった。我々にはパンデミック以前から損失があったが、それを解消できてうれしい」と語っている。 しかし今週、トッドはフランスの日刊紙『L’Equipe』のインタビューで、ビン・スライエムがFIAの財政状況について否…

このサイトの記事を見る