【F1分析】サインツはフェルスタッペンのリタイアがなくても優勝できたか(2)タイヤの優位性が目立たなかったRB20

 2024年F1第3戦オーストラリアGPで、フェラーリのカルロス・サインツが優勝した。レッドブルのマックス・フェルスタッペンがトラブルでリタイアしていなかったとしたら、サインツとフェラーリはどこまで戦えたのか。F1i.comの技術分野担当ニコラス・カルペンティエルが分析する(全2回)。───────────── タイヤ表面がささくれたようになるグレイニング現象は、通常なら柔らかいソフトコンパウンドで起きやすい。しかしアルバートパークのまだ滑らかなアスファルトでは、ミディアムとハードもグレイニングに見舞われた。これはピレリが、昨年より一段階ずつ柔らかいコンパウンドを投入したことと無縁ではない。 …

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